農作業の始まりは、育苗用の土作りから始まります。土には育苗期間中(田植えまで)丈夫な苗が育つように肥料を混合します。この土を育苗箱に敷き詰め種まきを行ない、約20~25日間ビニールハウスで苗を育てます。昔から苗半作と言いまして、苗の出来が作柄の半分を決めると言われる程、丈夫な苗を作ることがよい稲を作る第一条件になります。ですから育苗期間中は細心の注意を払い丈夫な苗を作ることに気を使います。
田んぼでの作業の始まりはトラクターでの耕起作業から始まります。その後田んぼに水を入れ代掻き作業をし、田んぼを均したら田植えを行ないます。春の農作業はいくつもの作業が重なり、一年で一番忙しい時期です。この時期から冬場に増えた私の体重も一気に減り、少しだけスマートになります。
秋はコンバインでの稲刈りが主な作業です。収穫の喜びがあるせいか、私は農作業の中で一番好きな作業で、疲れも心地良い疲れに感じます。